事例発表1日本生幼児期来日外国人児童...

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时间:2019-05-19

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1、事例発表1「日本生まれもしくは幼児期来日の外国人児童の日本語能力―OBC会話テストを利用して―」吉川陽子、本杉敦子(豊田市教育委員会所属外国人適応指導員)1.はじめに東保見小学校は、全児童数の約30%を主に南米系の外国人児童が占める大規模集中校である。この数年来の傾向として保護者の長期定住化に従い日本生まれや就学前の幼児期に来日する児童の増加が顕著である。これらの児童の就学前保育形態は多様で、例えば日本の保育園や幼稚園、日本にあるブラジル人託児所、在宅、本国の保育所等である。また親の帰国にともなう移動も頻繁である。しかし、こういった環境下にある本校の外国人児童の場

2、合、母語が絶えず環境の変化に晒され足場の弱いものになっている可能性がある。また小学校入学と同時に、話し言葉での習得がまだ途中である日本語で直ちに読み書き学習を開始しなければならないため、非常にその習得に困難が予想される。我が校では、そういった多様な背景を持つ児童が、毎年入学児全体の約30%(20人前後)入学するため、日本語の理解困難な児童数を考慮しての在籍クラス分け、その後の取り出し指導の基準判断をどうするかが指導の懸案事項であった。学校としては、入学までに読み書きは出来ないにしても、在籍学級教師の指示語に従って行動できる、日常会話でやりとりが出来るぐらいを期待し

3、ている。しかし入学前に児童の言語に対する情報は皆無であるし、児童や保護者に接触する機会もほとんど期待できない。そういった時間的制約もあるため、現場では簡便な方法で児童の言語能力についての予備情報を得、指導の一助にしたいと思っている。本稿では、Cumminsの「二言語相互依存説」―母語と第二言語は、表層面は違っても、認知・学力と関係の深い深層の言語面では互いに影響し合って発達する―を理論的背景とする、二言語環境下の児童の言語能力テスト『OBC会話テスト』(カナダ日本語教育振興会開発)を参考に年齢や環境を考慮した上で取り出し指導者6名を中心に話し合い、試行錯誤の上東保

4、見試案を作成した。それを利用し、1、2年生の外国人児童の日本語と母語の会話力を探った。またこういったインタビューテストを利用した新入学児向けプレースメントテストの可能性についても考えた。試作に関しては、OBCテストの制作者の一人である名古屋外国語大学教授、中島和子先生にご指導を仰ぎ、取り出し指導スタッフ中心に数度にわたる研修をしていただき、試行錯誤の結果、なんとか試作、実施することが出来た。2.調査の概要2.1.調査の内容と手順OBC会話テスト(OralProficiencyAssessmentforBilingualChildren)とはカナダ日本語教育振興会が

5、開発した約20分の絵カードを用いたインタビュー形式のテストである。バイリンガル環境で育つ6歳から15歳までの年少者のための会話テストである。(カナダ日本教育振興会2000:p.15))OBCでは、会話力を、「基礎面」「対話面」「認知面」に分け評定をしている。「基礎面」は正しく話す力、「対話面」は、人と話す力、「認知面」は考えをまとめて話す力としている。児童の年齢と環境によりその到達目標は異なり、500名程のフィールドテストの結果、年齢の枠を(1)5~6歳、(2)7~9歳、(3)10歳以上に分ける必要がある(中島2002:p30)としている。(1)の場合は、自分中心

6、の会話しかできないのでロールプレイが使えないとしている。-32-(1)5~6歳―自分中心の会話しかできない時期(2)7~9歳―人と話す力は伸びるが母語でも、教科学習に必要な、まとめて話したり、意見を言う力は未発達(3)10歳―二言語がかなり伸びる時期また中島(2002)は作成時に留意することとして児童の置かれる学習環境について以下のように述べている。学校の教室内での外国語としての日本語学習(JFL)、家庭内使用を中心とする継承語としての日本語学習(JHL)、現地校で学習言語、学校言語としての日本語学習(JSL)では、当然期待できる会話力のレベルと質が異なる。(中島

7、2002:p.31)我が校東保見小学校では、下記のような内容で、2005年7月に7歳から8歳までの1年生、2年生児童(ブラジル39名,ペルー4名)の日本語及び母語について会話テストを実施した。日本語の調査を先に行い、2週間後、母語を行った。テストに先立ち児童の言語環境アンケート(児童の使用する家庭内言語、在日年数、入国年齢、就学前保育状況など)も保護者向けに行った。表1の内容で行うこととした。表1東保見版低学年会話テストの内容導入会話初対面の自然な会話で大まかなレベルを調べる。ウオーミングアップ語彙カードを使った単語語彙テスト。基礎面文型中心の応答で、言語知識を調

8、べる。対話

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