『英和対訳袖珍辞書』初版草稿、再版校正原稿をめぐって 開国の息遣い、まざまざと.pdf

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1、『英和対訳袖珍辞書』初版草稿、再版校正原稿をめぐって開国の息遣い、まざまざと堀孝彦はじめに印刷された我国初の本格的な英和辞書と云われる「英和対訳袖珍辞書』初版(文久2年、1862年刊)の草稿と、再版1刷・改正増補版(慶応2年、1866年刊)のたあの校正原稿とが、2007年頭に群馬県高崎市の古書店主・名雲純一氏により発見された。古書市場の棚の「片隅で束ねられた古紙のなか」からだという。そもそも辞書の原稿が残っていること自体が空前のことなのに、145年前の「英和対訳袖珍辞書』の原稿が出てきたのは奇跡に近い。逸早く三好彰会員とともに3月14日に高崎へ出向き、新発見資料と対面できた。朱に染まっ

2、たこれらの原稿を手にして、幕末の若き英学徒らが命を削る思いで突貫作業し、開国から近代化への道を切り開く一助を担った筆魂の跡が読み取れて感慨深い。ところで筆者は、この10年来、遠藤智夫会員とともに現存の初版本を探しあて、その旧蔵者の「遍歴」を辿ったり推定したりしつつ、一冊の本が辿った遍歴から近代日本の文化史の一斑を浮かび上がらせてきたが(堀・遠藤1999)、ここにいう「遍歴」とは、すべてこの辞書が印刷機を離れたあとの「遍歴」に限られていた。ところが今回の新資料は、辞書製作者たち自身の生の息遣いが直接吹き込まれたものである。筆者が堀達之助の息にふれたのも、もちろんこれが初めてである。またこ

3、の草稿用紙の裏一面に西欧の歴史年表を書き込んだ一枚も含まれており、資料の旧蔵者を解明する手がかりとなろう。未公開の部分から今後なにが出てくるか分からない(5月現在)。しかもその価値は、単に145年前の古い文書というだけのものではない。この新資料は通常の印刷出版物としては本来すべて廃棄処分さるべき性質のものであり、こう69英学史研究第40号して遺され表に出てきてしまったことは発行者である幕府の失態に属しよう。完成した刊行書では到底、窺い知ることのできない途中経過が分かるから、期せずしてその手の内まで読めてしまう。その点でも読者、研究者にとっては、たまらないお宝である。《著者=校正者=発行

4、者》が一体になっていたらしい姿も想像できる。この新発見資料にっいて筆者が既に紹介したものに、っぎの文章がある。(1) 堀孝彦「開港の息遣い、鮮やかに初の英和辞書草稿は語る」「神戸新聞』3月31日掲載(共同通信社配信)(2) 「開国の息吹『英和対訳袖珍辞書』初版の草稿、再版校正原稿の発見をあぐって-」日本英学史学会・第422回本部例会(2007,4.7)報告〔三好彰会員との共同報告その1〕(3) 堀孝彦・三好彰「開国の息遣い幕末の『英和辞書』草稿は語る」『日本英学史学会報」No,112April2007なお、この新発見を報じた新聞(3/16等)は、東京新聞、神奈川萩聞を除く全国20数紙に

5、達した。以下の記述は、上記(2)の例会報告を中心にしたものであるが、まずその範囲などの限定について説明しておく。1. 新資料の種類と、本稿の限定新発見資料は二種類からなり、これをA資料、B資料と名づけておく。A資料:手書きの初版文久版(Nov.1862、文久二年刊)の草稿に朱を入れたニー枚(『英和対訳袖珍辞書」の採録語数、約三万五千語中の三%強にあたる一千余語)B資料:印刷された文久版を約十枚ごとにコヨリで綴じた改正増補版(再版1刷Jan.1866、慶応二年刊)のために初版の未製本清刷りに校正した原稿六二枚(124頁、全体の八分の一相当)この報告は、名雲書店が新資料の一部を「カタログN

6、EWSBOAD68』(2007.3.15刊)で公表した部分から得た中間報告であるが、以下の本稿全体で言及する諸点により、本物だと確信している。それを立証する細部については、三好彰会員による別稿の量的解析をも参照されたい。本稿では、その概略を紹介するとともに、当時の辞典類が囲まれていた環境、した70『英和対訳袖珍辞書』初版草稿、再版校正原稿をめぐってがって特色や限界などに関する文化史的・思想史的問題に言及し、そのことを通して新資料が提起してくる新たな問題点の所在を照射しておきたい。2.校正内容(訳語の訂正など)新資料全体が校正資料なので、①校正内容の問題と、②校正者組織の問題とがある。校

7、正「内容」において、まず目にっきやすいのは、とくに初版(文久版)草稿の訳語の改良跡から、近代語彙作成過程が具体的に分かることである。たとえばCassockの訳語として、初め「僧ノ上着」と訳されていたものに、「僧ノ上着ノ名」と朱書追加し、最終稿で「袈裟」と、単語に特定していく。とくにこの例は、後述するように、本辞書の訳語作成の順序-句(phrase)から単語(概念)へ-を象徴的に示していて興味深い。個々の訳語の変遷にっいては今後の全面資料公表に伴

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