从神圣愚人题材作品看芥川龙之介的中国趣味

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1、从“神圣愚人”题材作品看芥川龙之介的“中国趣味”重庆大学硕士学位论文(学术学位)学生姓名：王振指导教师：陈爱华副教授专业：日语语言文学学科门类：文学重庆大学外国语学院二O一二年四月「神聖な愚人」系譜の作品から芥川龍之介の「支那趣味」を見る重慶大学修士論文氏名：王振指導教官：陳愛華助教授専攻：日本語言語文学学科分野：文学重慶大学外国語学院二０一二年四月摘要芥川龙之介是日本近代文学史上的巨匠，也是与中国颇具渊源的作家。自幼接触汉学的芥川具备深厚的汉学素养，在其一生的创作中都心怀对中国的关切，同时也留下了诸多中国题材作品

2、，因此芥川也被称为怀有“中国趣味”的作家。那么，芥川的“中国趣味”的内核究竟为何物？且在其不同时期的创作中，“中国趣味”有着怎样的变化呢？围绕以上问题，本论以同属于“神圣愚人”题材作品群的四篇中国相关题材作品--《圣克里斯朵夫》、《尾生之信》、《南京的基督》、《仙人》为中心，考察了芥川“中国趣味”的内核与变迁。根据本论的考察，芥川的“中国趣味”并非是静止不变的，而是在不同的创作时期展现了不同的关注视点和样态。在“神圣愚人”题材作品的创作中，从关注视点来看，芥川的“中国趣味”经历了两大转折。首先关注的重点从古典中国转

3、为近代中国，之后又在作品中出现了对于中国的回避和疏离。这种变化与芥川本人的中国旅行及其体验有着深切关联。因为从小接触汉学的关系，芥川养成了深厚的古典中国情结，原本芥川“中国趣味”的关注焦点也集中于古典中国。然而，《南京的基督》创作的时期恰逢芥川决意到中国旅行之时，加上谷崎润一郎《秦淮之夜》的影响，因此将视线移向近代中国也就成为必然。在此之后，因为经历了中国旅行，目睹了现实中国的状况，造成了其中国幻想的破灭，因此在归国后的中国题材作品的创作中，出现了回避中国的倾向。另一方面，虽然从创作时间来看，芥川“中国趣味”的关注

4、视点虽有所不同，但是对于中国古典文化的热爱及其背后隐匿的对于东方文化的回归意识却贯穿于芥川创作的始终。此点也正是芥川“中国趣味”的内核所在。关键词：芥川龙之介，中国趣味，中国古典文化，异国趣味I要旨芥川龍之介は日本近代文学史上で重要な地位を占める作家であり、中国と縁の深い作家でもある。幼い頃から漢文を勉強してきた芥川は深い漢学の造詣を持っているし、氏は創作生涯を通して中国に興味を持ちつづけ、数多くの中国関連作品を残し、いわゆる「支那趣味」を持つ作家である。では、その「支那趣味」の内実は一体なんであろうか、それに、芥

5、川の生涯において、それぞれの時期に、その「支那趣味」はどのような様相を呈していたのだろうか。これらの問題をめぐって、本稿では、「神聖な愚人」系譜における中国関連の四作、「きりしとほろ上人伝」、「尾生の信」、「南京の基督」、「仙人」を中心に、芥川の「支那趣味」の変遷と内実を考察した。本稿の考察によれば、芥川の「支那趣味」は静止したものではなく、違う時期では異なる様相を呈していることがわかった。関心をもつ方面から見れば、芥川の「支那趣味」には二回の方向転換が見られる。まずは古典的中国から近代の現実中国に関心が移転し、そ

6、の後さらに中国を回避する方向に転じたのである。こういう変遷の過程は芥川自身の中国旅行、中国体験と深い関係がある。幼い頃から漢学に接触してきたために、芥川が古典中国に愛着を持つようになり、芥川の「支那趣味」の焦点も主に古典中国に集中していた。が、「南京の基督」が創作された時期には、氏が中国旅行を決行し、また、谷崎の「秦淮の夜」から受けた刺激も加わり、その注目の焦点は自然と近代の現実の中国へ移った。その後、中国旅行によって現実の中国の情況を目撃した後、中国幻想が崩壊したため、帰国後の中国物変容には、中国への回避という傾

7、向が現れている。一方、創作時間によって、芥川の「支那趣味」の様相はそれぞれ異なるのであるが、中国古典文化への愛着及びその背後に潜む東洋文化への回帰意識が芥川の創作の終始を貫いている。それこそ芥川の「支那趣味」の中核であると思われる。キーワード：芥川龍之介，支那趣味，中国古典文化，異国趣味II目次中文摘要............................................................................................................

8、..............................I要旨........................................................................................................................................II1序章......