关于《平家物语》中的白拍子

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1、『平家物語』における白拍子について四川外国語大学大学院に提出する修士学位論文日本文学専攻提出者：鐘文倩指導教官：晋学新教授四川外国語大学2015年4月摘要平安末期是日本从贵族社会到武士社会的一个历史性的转变期。《平家物语》就是以这一个时期的历史为基础创作的小说。故事是以讲述平家从兴盛到衰亡为中心。作为军记物语，以激烈的战争和男子的血汗为亮点，受到大众喜爱。但是，在战争的阴影中，时常伴随着女子的眼泪。本论文在《平家物语》所描绘的女性中，以白拍子为中心，考察《平家物语》中白拍子的人物形象。并且，探讨白拍子在《平家物语》的故

2、事结构中，占据怎样的地位，发挥着什么样的作用。首先，以白拍子的起源说为入口，总结白拍子的一般形象。白拍子起源于平安时期，并且在镰仓时期风靡一时，但随即很快消失了踪迹。根据记载，白拍子的服装主要是穿水干，戴乌帽子，插着腰刀。并且，在表演方面，白拍子能歌善舞，经常参与寺院的庆典，与佛教有很深的关系。其次，罗列从平安时期到江户时期关于白拍子的文学作品，考察其中白拍子的人物像，以及与游女的区别等等。从中，思考《平家物语》中的白拍子的人物像。《源平盛衰记》是《平家物语》的异本之一。在关于白拍子的起源说的部分，《源平盛衰记》和其他

3、的传本不同，列举了三个中国的历史人物。从这三个历史人物中考察共性，来定位《平家物语》中对白拍子的定义。接着在《平家物语》所描绘的白拍子中，以祗王、佛御前、静御前和千手为中心，分成三部分，对各自的人物形象进行考察。第一部分是对于静御前的研究。静御前在《平家物语》中出场较少，描述不多，针对她所拥有的三种身份进行整理。在以往的研究中，多数情况下将静御前视为拥有“强者”和“刚”的印象的勇妇，但是根据《平家物语》原文的记述，很难得到这个结论，《平家物语》更加凸显了静御前女性的一面。第二部分是将祗王章节的各个传本对比，总结祗王和佛

4、御前的人物形象。祗王是一个柔弱温柔孝顺的女性，具有时代的普遍性，但她不惧权贵，毅然选择了出家。与祗王相比，佛御前年轻貌美，拥有精湛技艺，并且聪明勇敢，顾全大局。她们两人都活在同样的时代背景下，是当代难得一见的新兴女性。第三部分考察以艺能为亮点的千手。千手拥有姣好的容颜，并且擅长歌咏。虽然外表柔弱，但内心坚毅，矢志不渝地追求着永远的爱。ii在《平家物语》所描绘的各种各样的人物中，白拍子拥有坚强的意志，和与命运抗争的勇气，是无法忽略的重要部分。在以往的研究中，大部分是针对一个传本的人物形象进行分析，但因为文本在流传过程中的

5、改编，造成了人物形象的差异。对比各个传本，能够从差异中看到一个传本所不能囊括的内容。本论文针对各个传本的差异，研究在文本流传过程中人物形象的变动，在对于文学作品的理解和认识上，具有相应的意义。关键词：《平家物语》；白拍子；人物形象；祗王；佛御前；iii要旨『平家物語』は平安末期、貴族社会から武家社会に移行する歴史の転換期に繰り広げられた史実に基づいた物語である。その中心をなしているのは栄華を極めた平家一門の興亡の軌跡である。軍記物語は激しい戦いや男性の血と汗を特徴で、多くの人々に愛読されている。しかし、戦いの影に常に涙

6、する女性がいる。本研究は、『平家物語』における女性の中に、白拍子という特異の存在を中心に、『平家物語』に収めた白拍子の人物像を考察したい。そして、物語の流れの中、どのように立ち位置でいるのか、どんな役割を担っているのかを検討する。まず、白拍子の起源説を入り口に、白拍子の一般的印象をまとめる。発生時期は平安時代で鎌倉時代になってから流行し、その後すぐに消えてしまったとのことである。白拍子の服装については、「水干」に「烏帽子」、そして「さやまき」をさすというイメージである。また、芸能について、歌舞を特徴とし、社寺の行事で行

7、い、仏教と深い関係を持っている。そして、平安時代から江戸時代にわたって、白拍子を取り入れた作品を列挙し、そこに描かれた白拍子の形象を考察し、遊女との違い、その時代での白拍子女の有様などの結果を得た。その中に、『平家物語』における白拍子の人物像を考える。まず、『平家物語』の異本である『源平盛衰記』の起源説に諸本と違って、三人の中国歴史人物の名前を挙げたことに目をつけ、類似性を探った。続いて『平家物語』に書かれた白拍子の中に、祇王、仏御前、静御前と千手の前を中心に、三つの部分にわけて、それぞれの人物形象を考察する。第一部分

8、は『平家物語』において記述の少ない静を取り上げて、わずかな登場の中で、静の三つの身分によってあらわれる性格を整理する。今までの研究で静を「強者」や「剛」なイメージを持つ勇婦としてとらえるのは、少なくとも『平家物語』の本文だけで、読み取られないと考え、女性的な一面が目立っている。第二部分は祇王説話を諸本を対比的に見て、祇王と仏御前の