標準時間講義.ppt

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1、ＩＥと経営-　９　-ＩＥと経営-　１０　-ＩＥと経営-　１１　-ＩＥと経営-　１２　-ＩＥと経営-　１３　-改善の基本-　２２　--　２３　-改善の基本ステップ効率的改善ステップで①重点を絞る最小の投資で最大の効果が得られるように改善効果が見込める部分に重点を絞って進める②検討の抜けや漏れを防ぐキチンとした手順を踏んで進めることで後戻りややり直しを防ぐ定量的に進める①客観的に現場の実態を把握する実態の良し悪しは別として数値で把握する（時間、％、件数、金額）②改善対象の重点化を図る改善により効果が期待できる部分を絞る③改善後の成果を予測する定量

2、化することで成果が予測でき改善活動の正当評価ができる改善の基本ステップ生産現場で改善活動を進める際は、できるだけ効率的に成果をあげる必要があるそのためには①効率的な改善ステップで②分析技術で定量的に進める改善のステップ①改善対象の選定（改善する単位に分割）②現状分析（問題のロスの把握）～現状分析技術③改善案の検討～改善発想技術④改善実行⑤改善効果の確認⑥維持・管理改善の基本-　２６　-改善分析・発想技術の概要改善の基本-　２６　-１．標準時間とは①きめられた方法と設備を用いて②きめられた作業条件のもとで③その仕事に対して要求される特定な熟練度

3、を十分持った作業者が④その職務について訓練され、肉体的に適するようになり、その職務を十分遂行できると期待される平均的な作業として⑤有害な影響を受けることなく、毎日その職務に対して維持してゆくことのできる最高のペースで作業を行なうとき１単位の作業量を完成するのに必要な所要時間を標準時間という。これをもっと簡単にいえば、「きめられた作業条件のもとで、標準作業方法で作業するときに、必要な所要時間である」となります。標準時間の定義からもわかるように、特定の熟練度を十分持ち、かつその職務について訓練を受けた作業者が、標準作業方法で作業を行なうのに要した

4、時間ということで、新入社員や配置転換して間もない作業者の作業に要する時間ではないのです。２．標準時間の必要性生産性を高めるには、土地・建物・原材料・労働力等生産の過程で投入される資源をムダなく、有効に使ってより多くの製品やサービスを生み出す努力が必要なことはいうまでもありません。その中でも労働力は生産活動の中で中心となるもので、企業の総合的な生産性を高めるための鍵といわれるものですから、労働力の生産性を高めることを真剣に考える必要があります。労働力の生産性を検討する場合、時間という観点から考える必要があるわけです。なぜなら、労働力の生産性を示

5、すのは、一定時間内に生産される製品やサービスの量だからです。そうした観点から生産に費やされる時間を考えてみますと、生産のために本当に必要な時間だけでなく、製品の設計が悪かったり、製造工程や作業方法に欠陥があるために必要以上に余分にかかってしまう時間や、材料持ち．機械が故障したために仕事が中断したりして生産にとってまったく無効になる時間等、ムダな時間が意外に多いことがわかります。つまり、人間のエネルギーがムダに使われていることになります。では、このムダを取り除くには、どうすればよいのでしょうか。それには、われわれが一つの作業をやりとげるのに必要

6、な標準の時間を決めて、これで作業するように努力して、作業出来ない時間（タイムロス）を出来る限り発生させないようにすることです。ここに、標準時間の必要性があるわけです。標準時間-　９５　-標準時間の構成標準時間　　　　　　　　正味時間余裕時間時間研究　　　　　　　　ストップウォッチ法VTR分析法ＰＴＳ法　　　　　　　　　WFMTM　　　　MOST（１）観測時間－－－－作業を測定する一つの手法としてストップウォッチを用いて観測し、作業時間を求める方法があります。この場合、１０回～４０回程度観測した時間値（異常値を除いた）の平均値を観測時間と呼びま

7、す。（２）レイティング　－－ストップウォッチを用いて実際の作業を観測した場合、作業者の熟練度、作業意欲、努力度によってバラツキが大きく、非常に速い人や遅い人がいますので、作業者の作業速度を評価する必要があります。つまり、標準的作業者が標準の作業遂行速度（標準ベース）で作業するのに要する時間に修正することをレイティングと言い、評価した係数をレイティング係数と呼びます。例えば、観測者が正常の作業速度を１００とした場合、観測対象作業者の作業速度を１２０と判断すれば、その作業者の作業速度は正常時に比べれば２０％速かったことを意味します。（３）正味時間

8、－－－　作業を遂行するために直接必要な正味の時間を言い、ストップウォッチ法や他の方法で観測して得られた時間値にレイティング係数をかけた標準作業速度での時間であります