中薬概論分析课件

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中 薬 学 総論 中薬とは自然界で産出される天然薬を広く指しており、植物薬、動物薬、鉱物薬、および一部の薬物の加工品に大きく分けることができる。これらの中では植物薬が最も多いため、中薬学は古来より「本草」と呼ばれてきた。「本草」は中医基礎理論を元に応用され、また独特な理論体系と応用形式を持つことから、清朝に西洋の学問が伝わって来て以来、中薬と呼ばれるようになった。このように「中薬」とは中国固有の薬物学を指すものである。中薬学とは中薬についての基本理論、各種中薬の起源、採集、性味、効能、および応用方法などについて専門に研究する学問であり、中医学における重要な一部分である。 中医学の「理・法・方・薬」の理論体系とは、薬物で処方を構成してある種の治法を形成し、これと弁証の結論とを結合して某種の証候にぴったりと適合させ、治療プロセスを完成させることである。このため中薬学は中医弁証施治の理論体系の中で、極めて重要な位置を占めている。 第一章 中薬の起源と中薬学の発展 中国薬物学の起源は非常に古く、正式な文字記載によるものでも紀元前1000年以上にさかのぼることができ、西周時代(BC1066~771)にはすでに専業の「医師」が「毒薬を採集して医療に供給する」とある。『淮南子・修務訓』の記載によると、薬物学の創始者は神農であり、「百種類の草を嘗め、一日に七十種類の毒に中った」と説明されている。このことから、薬物学は古代人類の保健衛生の実践活動の中から生まれてきたということがわかる。秦漢時代(BC221~AC220)になり、中国医学の原典である『黄帝内経』の出現は、中医学の理論体系を創造しただけではなく、「四気」「五味」など薬物学の理論をまとめ、後世における薬物学発展の基礎を定めた。 東漢末期には、中国で最も重要な薬学専門書である『神農本草経』が著された。この書は紀元2世紀以前の用薬経験と薬学の知識をまとめ、全3巻に365種類の薬物を記載しており、薬物の効能によって上品・中品・下品の3種類に分類している。当時の認識では、補益作用を持ち、無毒で久服してもよい120種類の薬物を上品とし、疾病を治療して虚を補い、有毒あるいは無毒で慎重に使用するべき120種類の薬物を中品とし、専ら疾病を治療し、多毒で久服してはならない125種類の薬物を下品としている。これは薬物を効能によって分類した初めである。 書中に記載されている薬物の療効は、大多数が飾り気がなく真面目で効果があり、今に至るまで使用されている。例えば人参の益智作用、常山の截瘧作用、黄連の治痢作用、苦楝の駆虫作用、麻黄の定喘作用、当帰の調経作用、阿膠の止血作用、烏頭の止痛作用など、すべて確かな効果を持っている。また本書には中薬学の基本理論についての簡単な記述もある。『神農本草経』の完成は中薬学の基礎を定め、後世の医家達はこれを基礎とした上で絶え間ない補充と発展を行ってきた。 梁代の陶弘景(AC456~536)は、『神農本草経』を基礎とした上で整理と注解を行い、同時に365種類の新薬を補充して『神農本草経集注』を著した。730種類の薬物を記載したこの書では、薬物を自然の属性によって分類するという新しい方法を採用している。また風を治療するには防風を使用し、黄疸の治療には茵蔯を使用するなど、「諸病通用薬」についても初めて述べている。以上の二つの薬学著作は中薬学の経典とされており、紀元6世紀以降の各代において、その影響を強く受けた専門書籍としては以下のものがある。 『新修本草(唐本草)』は、紀元659年に唐王朝の勅令により、李勣や蘇敬らが『神農本草経集注』を基礎として増訂補充編纂を行ったものである。収載された薬物は850種で120種類の薬物を新たに加えているが、その多くは安息香や胡椒などの輸入薬である。書中には薬の図があるが、これは本草に図を付属させた最初であり、このように図と文を対照させた方法は、世界の薬学著作でも初めてのことである。本書は国家の名義によって修訂と頒布が行われた中国の一級の薬典であり、世界でも最も早い一級の薬典である。本書は1542年のヨーロッパのニュルンベルグ薬典より800年あまり早く、731年には日本に伝わっている。日本の古代歴史書である『延喜式』には「医者はみな蘇敬の新修本草を読んでいる」という記載があり、本書が世界の医薬学の発展に大きく貢献していたことがわかる。 『経史証類備急本草(証類本草)』は、1086~1093年に四川の名医である唐慎微が『嘉祐図経本草』を基礎として、古今の単方や験方、および経史百家に関する薬物資料を広く収集して編成したものである。本書の内容は豊富で1558種類の薬物を掲載し、すべての薬物に図を付け、3000あまりの処方も掲載している。本書は実用に適しているだけではなく、多量の古代の方薬文献資料を後世に保存している。 『本草綱目』は明代の著名な医薬学者である李時珍が『政和本草』を原本とし、800部以上もの関係書物を参考にして、27年間をかけて完成させた200万語以上にもなる薬物学の大著であり、記載された薬物は1892種類、附方は11000方以上、薬図は1160にも達している。本書では薬物を自然の属性によって16綱・60類に分類しており、当時の本草学で最も完成された分類方法といえる。書中では歴代諸家の本草の精華を採り、誤りを訂正し、新たに374種類の薬物を増補している。『本草綱目』は16世紀以前の動物学、植物学、鉱物学、冶金学など多くの学問的知識を総合した、中国科学技術史上においての輝かしい成果であり、ダーウィンは「1596年に出版された本草綱目は中国の百科全書である」と述べている。 『本草綱目拾遺』は清朝の乾隆30年(1765年)に完成した。趙学敏は民間の草薬を広く収集して整理を行い、新たに716種類の薬物を増補し、921種類の薬物を収載した。薬物の形態、効能、用途の記載はいずれも詳細で信用できるものであり、実用的価値を有している。また本書は『本草綱目』の錯簡を修正しており、李時珍以降の薬物学の総まとめといえる。この時代には中薬はすでに2608種類にも達していた。このほか呉儀洛による『本草従新』、清代初期の汪昂による『本草備要』、清代末期の張秉成による『本草便読』などは、いずれも簡要で理解しやすく、臨床を大切にし、初学者向けであるということを原則とした著作で、中薬学の普及に重要な役目を果たしており、現在に至るも中薬学学習のための重要な参考書籍となっている。 漢から清に至るまでの本草学の書籍は400種類以上あり、その豊富な理論と経験の蓄積は中国文明の至宝であると言える。現在、中薬の種類は5000種以上にまで達しており、医療保健が自然に回帰していくという世界的な潮流に従い、中薬学はさらに発展し、人類の健康に大きな貢献を果たすであろう。 第二章中薬の産地と採集 1、中薬の産地産地は中薬の質、治療作用に直接影響している。「道地薬材」 「地道薬材」 2、中薬の採集採集時期と採集方法の二点があり、薬物の質に直接影響している。動物薬と植物薬は採集の時期に厳格さが要求されるが、鉱物薬に関しては一般的に時期的制約はない。 第三章 中薬の炮制 1、炮制の目的・薬物の毒性や副作用を低下または消除させる。・薬物の効能を強化する。・薬物の性能と作用を変化させる。・引薬入経。・味や臭いを変えて服用しやすくする。・薬材を乾燥させて保存性を高める。 2、中薬の炮制常用される中薬の炮制としては、・炒: 鉄の容器で薬材を炒める。炒黄、炒焦黄、炒炭などがある。・炙: 薬材と液体を一緒に炒め、液体を薬物に染み込ませる。酒、蜂蜜、酢、生姜汁などが使用される。・煅: 薬材を強火で直接あるいは間接的に焼く。 第四章 薬性理論 中薬の性能は薬性とも呼ばれ、前人たちが薬物の性質と効能を認識するための方法論であり、臨床で中薬を応用する場合の理論的な根拠である。中薬学は中医学の基本的理論を根拠として、疾病治療においての薬物の多種多様な性質と作用を、四気五味、帰経、昇降浮沈、および有毒無毒などの方面に概括している。薬物の性能に対する中医学の認識は、陰陽五行学説や臓腑経絡学説のもと、長期間にわたる医療実践の中で絶えず進化し、徐々に完成されてきた。同時に形成された一つの独特の薬理体系が薬性学説である。 1、四気寒・熱・温・涼の四種類の薬性を、古くは「四気」と称していた。これは薬物の作用を、生体に発生させた反応を観察することによって概括したものである。寒涼の薬物は熱証を軽減あるいは消除し、一般に清熱・瀉火・解毒などの作用を持っている。温熱の薬物は寒証を軽減あるいは消除し、一般に散寒・温裏・助陽などの作用を持っている。『素問・至真要大論』には「寒なる者はこれを熱し、熱なる者はこれを寒す」と記述されている。寒涼薬物あるいは温熱薬物と、その治療する病証の寒熱の性質とは相対的なものである。 温熱と寒涼は二種類の異なった性質である。温と熱、寒と涼は、それぞれ同性であり、寒性の小さいものが涼性、熱性の小さいものが温性である。この他、一部の薬物では寒熱の性が顕著でなく、作用も緩和なものがあるが、これは「平性」と称されている。 2、五味五味には、辛・甘・酸・苦・鹹の五種類あり、他に澀味と淡味がある。五味は薬物の実際の効能を表したものであり、味の違いによって作用もまた異なる。五味の作用はそれぞれ以下のようである。 「散」の作用…発散解表   例:麻黄、薄荷辛「行」の作用…行気活血   例:木香、川芎「補」の作用…補気養血   例:党参、熟地黄甘 「緩」の作用…緩急止痛   例:甘草、飴糖「和」の作用…調薬和中   例:甘草、大棗 「収」の作用酸            収斂固澀   例:山茱萸、五味子「斂」の作用清泄…清除熱邪  例:梔子、竹葉「泄」の作用  降泄…降逆下気  例:杏仁、葶藶子通泄…通便瀉下  例:大黄、芦薈苦「燥」の作用…燥湿…燥火湿濁  例:黄連、黄芩「堅」の作用…堅陰…泄熱保陰  例:黄柏、知母 「軟」の作用…軟堅散結   例:昆布、瓦楞子鹹「瀉」の作用…瀉下通便   例:芒硝、玄参「滲」の作用淡            滲湿利尿   例:茯苓、猪苓「利」の作用 「性」と「味」は、薬物の作用を異なった面から表したものである。一つの薬物には性と味があり、薬物の作用は性味が合わさって出現するものである。例えば黄芩は苦寒で清熱燥湿の作用があり、水牛角は鹹寒で清熱涼血の作用がある。また天門冬は甘寒で養陰の作用があり、党参は甘温で補気の作用がある。薬物の性味が同じであれば類似した作用を持っており、性味が異なっていれば作用もまた異なる。性は同じで味が異なる、または味は同じで性が異なる場合も、その作用は異なっている。 麻黄…辛温発汗同じ温性  厚朴…苦温燥湿黄蓍…甘温補気生姜…辛温散寒同じ辛味  附子…辛熱助陽石膏…辛寒清熱 注意しなければならないのは、薬物の性味が同じであっても、その作用は往々にして完全には一致しないということである。例えば黄芩・黄連・黄柏はいずれも苦寒薬で、清熱燥湿解毒の作用を持っているが、黄芩は上(焦)を治療し、黄連は中(焦)を治療し、黄柏は下(焦)を治療する。 このほか、薬物の配伍においては、味と味が組み合わされることによって、複合的な作用を生み出すことがある。例えば、厚朴と黄連の配伍は辛苦合用であり、通降湿熱の効能が生み出され、また芍薬と甘草の配伍は酸甘合用となり、滋陰緩急の作用が生み出されるなどである。四気五味の一般的な規律すべてを習熟するだけではなく、薬物一味ごとの特殊な治療作用を掌握して初めて薬物の性能を分別することができ、薬と証とを符合させることができるのである。 3、昇降浮沈気機の運行を表現したものが「昇降出入」であり、体内の気機の運行が失調し、昇るべきなのに昇らなかったり、降りるべきなのに降りなかったりすると疾病が引き起こされる。例えば胃が和降を失えば嘔吐となり、肺が粛降を失えば喘咳となり、気が虚して下陥すれば脱肛になるなどでる。このため病情にぴったりと適合し、これらの病証を改善あるいは消除する薬物は、それぞれ相対的な昇降浮沈の作用ベクトルを持っているとも言える。つまり昇降浮沈とは人体内における薬物の作用の方向性である。 「昇」は上昇・昇提の意味であり、下陥の病勢を治療する薬物である。「降」は下降・降逆の意味であり、上逆の病勢を治療する薬物である。「浮」は軽浮・向外の意味であり、病位が表にあるものを治療する薬物である。「沈」は沈降・泄利の意味であり、病位が裏にあるものを治療する薬物である。一般に昇浮薬の多くは昇陽発表・祛風散寒・涌吐開竅などの作用を持ち、すべて上行向外することができる。そして降逆止嘔・利水滲湿・瀉下通便・重鎮安神・潜陽熄風・止咳平喘・清熱瀉火・消積導滞などの効能を持つ薬物は下行向内することができ、その薬性は沈降である。ただし一部の薬物、例えば麻黄、杏仁、川芎、水牛角、牛黄などは双方向性を持っている。 薬物の昇降浮沈と、薬物自身の性味や質の軽重とは密接に関係している。一般に花や葉のように質が軽い薬物は昇浮を主り、桑葉・菊花・薄荷などのように多くは表や身体上部の疾患を治療する。そして果実、鉱物、貝殻などの薬物は沈降を主り、枳実・代赭石・石決明などのように多くは裏や身体下部の疾患を治療する。また薬物は炮製や配伍などの影響により、もともと持っている作用のベクトルが変化することがある。例えば大黄のもともとの性は沈降であるが、酒炒したり、升麻と配伍することによって、上焦の熱邪を清することができる。 4、帰経帰経とは薬物の作用と人体の臓腑経絡を結合させたものであり、ある薬物がある臓腑経絡の病変に対して主な治療作用を発揮するいうことを説明したものである。つまり帰経とは生体のある部分に対する薬物作用の選択性を指しているのである。例: 黄芩            肺に偏重する黄連   清熱解毒   心・胃に偏重する黄柏            腎・膀胱に偏重する 帰経は薬物自身の味や色をもとにし、薬物の治療作用の方向性と結合することによって決定されたものであり、同時に医療実践中において、ある薬物がどの臓、どの腑、どの部位に作用したかということを根拠とし、まとめられたものでもある。ただし帰経が同じであっても、その治療作用が必ずしも同じというわけではなく、多種多様である。例: 黄芩                   清肺熱乾姜   いずれも肺経に入る   温肺寒百合                   補肺虚葶藶子                 瀉肺実 帰経の運用は薬性理論の一つで、薬物の性味や昇降浮沈などの方面と結合するべきであり、このように中薬を応用することで、期待する治療効果を収めることができる。 5、毒性古代においての「毒薬」の概念は、現在のそれとは異なっている。つまり「薬はみな有毒である」という思想で、「毒薬」とは薬物の総称であり、薬物がそれぞれ持っている偏性を「毒」と呼んでいるのである。後世の「大毒」「小毒」というのは薬物の毒性と副作用を指している。例えば半夏や烏頭などの類である。有毒の薬物を使用する時には、用量を厳格に制限し、炮製・配伍・製剤などの段階を経る事によって、その毒性や副作用を軽減または消除し、安全を保証しなければならない。また「毒を以て毒を攻める」という法則を根拠として、一部の難病や重篤な疾患を治療することもある。 第五章 中薬の配伍 中医の臨床で疾病治療に中薬を使用する場合、一味の中薬を単独で応用する場合(単方)と、数種の薬物を配合して使用する場合(複方)がある。疾病は複雑で変化に富み、往々にして表裏同病、虚実互見、寒熱錯雑など数種類の疾病を併発しているため、多くの疾病では単味薬で治療効果をおさめることは非常に困難であり、中医弁証論治と「理法方薬」の原則を基にし、病情や薬性を根拠として二種類以上の薬物を配合応用してこそ期待する効果をおさめることができるのである。古代の医家達は配伍の経験を蓄積し、薬物と薬物との関係を相須・相使・相畏・相殺・相悪・相反の六種類に分類した。これらは上記した単味の応用(単行)を加え、「七情」と呼ばれている。 ・単行:一味の薬物の単独応用で治療作用を発揮することである。例えば清金散や独参湯などであり、厳密に言えば単行は配伍の範囲には属さない。・相須:二種類あるいは二種類以上の性能や効能の類似した薬物を併用することで、単味の薬物がもともと持っている効能を強化することができる。例えば麻黄と桂枝を配伍すると発汗解表の効能が強化され、石膏と知母を配伍すると清熱瀉火生津の作用が強化されるなどである。 ・相使:性能や効能にある種の共通性を持つ二薬の配伍である。一薬が主で、一薬が輔であり、輔薬は主薬の作用を強化することができる。例えば補気利水の黄蓍と健脾利水の茯苓を同時に使用すると、茯苓は黄蓍の補気利水の治療効果を高めることができるなどである。・相畏:ある薬物の毒性あるいは副作用が、別の薬物によって軽減あるいは消除されることである。例えば生半夏の毒性は生姜によって軽減あるいは消除されるが、これを「生半夏は生姜を畏れる」と言う。 ・相殺:ある薬物が別の薬物の毒性あるいは副作用を、軽減あるいは消除することである。例えば生姜は生半夏の毒性を軽減あるいは消除するが、これを「生姜は生半夏の毒を殺す」と言う。・相悪:二種類の薬物を配伍すると、一方の薬物がもう一方の薬物に作用し、もともとの効能を低下させたり、甚だしい場合では薬効を喪失させてしまうことである。例えば「人参は莱菔子を悪む」と言うが、これは莱菔子が人参の補気作用を弱めてしまうということである。 薬物の配伍応用は以下のようにまとめることができる。1.協同作用があり、治療効果を強める「相須」「相使」。2.拮抗作用があり、もとの効能を消したり低下させたりする「相悪」。3.毒性を持つか性の烈しい薬物を使用する場合、配伍することによって一方の薬物の毒性や副作用を弱めたり消したりする「相畏」「相殺」。 4.配伍禁忌であり、単独では無害あるいは毒性が弱いが、二種の薬物を同時に使用することによって、毒性や副作用が強められたり生み出されたりする「相反」。薬物の配伍応用は中医用薬の主要な形式であり、科学性や合理性を有している。薬物は配伍することによって効果を強めたり、毒性を減弱させたり、治療範囲を拡大させたり、複雑な病情に適応させたり、薬物中毒を予防したりすることができる。 第六章 用薬禁忌 伝統的な用薬禁忌は中薬配伍禁忌、妊娠用薬禁忌、服薬時の飲食禁忌の三つを包括している。1、配伍禁忌複方配伍においては一部の薬物の併用を避け、毒性反応や強烈な副作用が強められたり生み出されたりすることのないようにする。先人は不適当な薬物配伍をまとめ、「十八反」と「十九畏(実際には十九悪である)」として概括した。 ・十八反:烏頭は半夏・瓜蔞・貝母・白蘞・白芨に反する。甘草は大戟・芫花・甘遂・海藻に反する。藜芦は人参・党参・丹参・玄参・沙参・苦参・細辛・芍薬に反す。・十九畏:硫黄は朴硝を畏れ、水銀は砒霜を畏れ、狼毒は密陀僧を畏れ、巴豆は牽牛子を畏れ、丁香は郁金を畏れ、川烏・草烏は犀角を畏れ、牙硝は三棱を畏れ、官桂は赤石脂を畏れ、人参は五霊脂を畏れる。 「十九畏」と「十八反」は、現在どちらも用薬配伍禁忌とされている。ただし古代や近世では、一部に「十八反」や「十九畏」に記載されている薬物を同時に使用している方剤がある。例えば甘遂半夏湯では甘草と甘遂を併用し、海草玉壷湯では甘草と海藻を併用し、感応丸では巴豆と牽牛子を併用し、十香返魂散では丁香と郁金を併用しているなどである。しかし一部の薬物を併用すると、確かに毒性反応や激しい副作用が引き起こされ、例えば動物実験によると細辛と藜芦の配伍は実験動物を中毒死させてしまう。「十八反」や「十九畏」に関しては科学的な研究や実験が待たれており、安易に無視したり、また今まで通りに盲目的に配伍を避けるようなことをしてはならない。 2、妊娠用薬禁忌一部の薬物は母体を障害し、胎盤に有害であり、胎児の正常な発育に影響を及ぼし、甚だしい場合には堕胎させてしまうなどの副作用があるため、妊娠期間にはこれらの薬物を禁忌薬とし、流産、早産、胎児の奇形などを防がなければならない。一般に劇毒薬、峻瀉薬、祛瘀薬、および熱性の強い薬物や芳香走竄薬などは、みな妊娠用薬禁忌の範疇に属している。 伝統的な妊娠禁忌薬は、薬物の毒性や作用の強弱、母体や胎児に対する影響力の程度などによって、禁用薬と慎用薬の二種類に分類される。禁用薬はいずれも劇毒薬や薬性の峻猛な薬物であり、例として挙げると水銀、砒霜、雄黄、軽粉、斑蝥、蟾酥、馬銭子、胆礬、皂礬、藜芦、瓜蒂、干漆、蜈蚣、麝香、甘遂、大戟、芫花、巴豆霜、千金子霜、商陸、川烏、草烏、シャ虫、虻虫、水蛭、芒硝、番瀉葉、芦薈、三棱、莪朮などがある。慎用薬は通経祛瘀、行気破瘀、および辛熱滑利の薬物を包括しており、例を挙げると肉桂、丹皮、大黄、木通、乳香、没薬、五霊脂、王不留行、枳実、枳殻、附子、冬葵子などがある。 このほか、現代薬理実験研究によって以下のことが証明されている。・一部の薬物は子宮、特に妊娠時の子宮に対する興奮収縮作用を持っている。例:紅花、牛膝、姜黄、蝉蛻、川芎など。・一部の薬物は流産させたり、分娩を誘発したり、抗早孕などの作用を持っている。例:天花粉、姜黄、川芎、槐角など。 ・一部の薬物に含まれる、ある種の活性成分は胎児に奇形を起こす作用を持っている。例:桃仁、郁李仁、大黄、虎杖、決明子、番瀉葉、何首烏、萕菜、白花蛇舌草、山豆根、百合、白芥子など上述したこれらの薬物も、臨床ではいずれも妊娠用薬禁忌の範疇に属している。 3、服薬時の飲食禁忌飲食禁忌は食忌とも簡称され、俗に「忌口」と呼ばれている。つまりある種の薬物を服用している期間に、これらの薬物や病に対して悪い影響を持つため、注意して避けたり控えなければならない食物である。一般になまものや冷たいもの、こってりしているもの、生臭いものなど消化しにくい食物や、特殊な刺激性を持つ食物はすべて情況に応じて避けなければならない。古代の文献には、常山は葱を忌む、地黄と何首烏は葱・ニンニク・大根を忌む、鱉甲は莧菜を忌む、薄荷はスッポンを忌む、甘草はレンギョを忌む、茯苓は酢を忌む、威霊仙・土茯苓・使君子は茶を忌む、蜜は生葱に反するなどの記載がある。 このほか疾病によっては飲食に注意した方が良い場合がある。例えば寒証はなまものや冷たいものを避け、熱証は辛いものや油っこいものを避け、肝陽上亢は辛熱助陽のものを避け、瘡瘍や皮膚病は魚・エビ・カニなど生臭いものや刺激性の食品を避け、消化不良は揚げ物やこってりして消化の悪いものを避け、頭暈不眠やイライラしている者は胡椒、酒、茶を避け、外感表証の者は油っこいものを避けた方が良い。 第七章 中薬の剤量と用法 1、剤量薬の使用量を剤量と呼ぶ。湯剤における一味の乾燥した中薬の成人の一日の内服量を指しているが、具体的には以下の三つの内容を包括している。1.単味の薬物の成人使用量(本書で各薬物の項に記載している用量は、特に記述がない限りはすべて湯剤における乾燥した生薬の成人の一日の内服量である)。2.方剤中の各中薬の相対的な使用量。3.製剤の実際の服用量。 中薬剤量の多少は治療効果に直接影響するため、剤量を決定する時には薬物間の配伍関係、薬物の性質、病勢の軽重、剤型、処方で使用する薬物の種類の多少などを根拠とし、年齢や体質の違いなど具体的な状況まで全面的に考慮しなければならない。 ・配伍や剤型を根拠とした剤量の決定一般に毒性のない薬物や単味薬で疾病治療をはかる時の用量はやや多くし、複方中の用量はやや少なくてよい。主要な薬物の用量はやや多くし、補助的な薬物の用量はやや少なくてよい。処方中の薬物の種類が多い時は、その中の単味の薬剤量は少なくてよく、反対に種類が少ない時は多くした方がよい。同様に薬物を湯剤に入れる時は、丸剤や散剤よりも多くした方がよい。 ・薬物の性能を根拠とした剤量の決定有毒や峻烈な薬物の剤量は少しでよく、安全な量を厳守しなければならない。一般に質が軽く溶解しやすい花類や葉類の剤量は少しでよく、質が重く溶解しにくい鉱物や貝殻類の剤量は多い方がよい。 ・病情、体質、年齢を根拠とした剤量の決定一般に重病や急性病の剤量は多い方がよく、軽病や慢性病は少しでよい。体質の丈夫な者の剤量は多い方がよく、老人や体質の弱い者は少しでよい。年齢的には1歳以下の幼児は成人量の1/4、1~5歳の小児は1/3、6~15歳は1/2を使用する。16歳以上は成人と同量でよい。毒性薬や峻烈薬、ある種の精製薬を除き、一般的な中薬の常用内服剤量(有効剤量)は6~9gである。一部の薬物の常用量は比較的多くて15~30gである。 2、用法・服薬方法製剤用薬の手段によって決定される。湯剤は一般に温服した方が良く、特に発散風寒薬は熱服が適している。嘔吐の患者には少量を頓服させるのが良い。治法によっては熱薬を冷服させたり、涼薬を熱服させることもある。神志昏迷や牙関緊閉の者に対しては鼻から経管投薬する。丸剤や散剤など固体の薬剤は、特に規定のない限り、一般に温水で服用させるか冲服させる。 一般の疾病では毎日一剤を二服か三服に分けて服用させることが多い。急病や重病の者には4時間前後おきに服用させる。また病情によっては、一日に何回も昼夜休まず服用させ、薬力を持続して病勢を頓挫させることもある。 ・服薬時間病情と薬性を根拠として決定される。一般に滋補薬は食前に、駆虫薬と瀉下薬は空腹時に、健胃薬と胃腸に対する刺激が強い薬物は食後に、治瘧薬は発作の起こる1~2時間前に、安神薬は睡眠前に服用するのが良いとされている。急性病は時間に拘らずに服用させ、慢性病は決まった時間に服用させる。その他の薬物は一般に食後に服用させた方が良い。食前食後を問わず、やや時間をあけて服用させ、治療効果に影響しないようにする。 ・煎薬法煎薬方法が適当であるか否かということは、直接に薬効に影響する。煎薬容器は性質が安定しており、火のあたりが均一で、湯剤の質量と薬効に影響しないものが適しており、現在では陶製やホーロー引きの容器がよく使用されている。煎薬には清潔で不純物を含まない水が適している。薬剤を煎じる場合は、少なくとも2回は煎じるようにする。 煎じる時の火加減は薬物の性質を根拠として決定する。例えば気味が芳香で揮発しやすい花類や葉類の薬物は、一般に強火で急煎する必要があり、久煎してはならない。そうしないと薬効が失われてしまう。また滋膩で質が重く、抽出しにくい根類や根茎類の薬物は、一般にとろ火で久煎する必要がある。そうしないと抽出されずに薬剤を浪費することになり、治療効果にも影響する。同時に煎薬時間にも注意する必要があり、時間が長すぎても短すぎても薬効に影響する。一部の薬物については特殊な煎薬法を採用する。以下のように分類できる。 1.先煎貝殻類や鉱物類の薬物、例えば亀板、鱉甲、石決明、代赭石、生竜骨、生牡蛎、磁石、生石膏など質が堅く、有効成分が煎出しにくい薬物は、砕いてから先煎する必要がある。10~20分間煮沸した後に他の薬物を入れる。2.後下気味が芳香で揮発油を抽出する薬物、例えば薄荷、木香、砂仁、白豆蔲、沈香、青蒿、鈎藤などは、一般の薬物が煎じ終わる4~5分前に入れ、有効成分が揮発してしまわないようにする。 3.包煎花粉や細かな種子、および粉末にした鉱物類の薬物、例えば旋覆花、滑石、車前子、海金沙などはガーゼに包んで煎じた方が良い。薬液が混濁するのを防ぎ、咽喉や消化管に対する不良な刺激を減少させることができる。4.別燉、別煎一部の貴重な薬物、例えば人参、西洋参、鹿茸などは、切って小片にし、蓋の付いた容器に入れて2~3時間湯煎し、服用時に薬液内に入れる。有効成分を抽出し尽くし、同煎によって他の薬物に吸収されないようにするためである。 5.烊化ニカワ質で粘性が大きく、溶解しやすい薬物、例えば阿膠や鹿角膠などは、服薬時に薬液に入れて撹拌して溶かすか、単独で溶解してから薬液に入れて撹拌する。これは容器の焦げ付きや、粘性が他の薬物の薬効に影響することを防止するためである。6.冲服貴重な薬物、高熱に弱い薬物、および水に溶けにくい薬物、例えば三七、琥珀、朱砂、牛黄、麝香などは、粉末にしてから湯液や温水で冲服する。 TSGZ0004-2007(1)基本格式统一封面、目录、鉴定评审结论、明细表(2)有关填写要求见附件G4343谢谢大家 TSGZ0004-2007(1)基本格式统一封面、目录、鉴定评审结论、明细表(2)有关填写要求见附件G4343谢谢大家

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